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選果場屋上で太陽光発電 蔵夢選果場屋上に960枚のパネルを設置
―環境面に貢献―

 

 海南市下津町のJAながみね蔵夢選果場では11月21日、同選果場に取り付けた太陽光発電設備より送電を開始しました。発電容量は183kwで、年間発電量18万3400kw。電力は関西電力に売り、年間730万円の売上を見込んでいます。

 

 同設備は選果場屋上3726uの1/3に当る1250uに960枚(1枚130a×100a)の太陽光パネルを設置しました。パネルはJA三井リースよりリースし、工事はJAのリフォーム工事を行う株式会社ミライト・テクノロジーが設置工事を行いました。発電された電力は選果場事務所入り口に設置された液晶画面で発電量を確認できるようになっています。

 

 国では2011年に「電気事業主者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(全量買取制度)」が成立し、法施行日から3年間に限り発電事業者の利潤に配慮した買取価格を設定し普及拡大を目指しています。2012年度の買取価格が40円であったことから、JAでは国の優遇措置を活用して3月に申し込み、7月から着工しました。

 

 担当した同JA総合企画課の栗山信宏課長は「太陽光発電は収益性だけでなく、パネル設置による遮熱効果とJAとして環境面への貢献をアピールしたい」と語りました。

 

太陽光パネルが設置された蔵夢選果場
太陽光パネルが設置された蔵夢選果場
960枚のパネルが設置されています
960枚のパネルが設置されています
年間18万3400kwの発電力があります
年間18万3400kwの発電力があります
事務所前の液晶テレビで発電量を確認できます
事務所前の液晶テレビで発電量を確認できます

 

 


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