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女性会下津ブロックが1年分の味噌作り
―市販の味噌要らず―

 

 JAながみね女性会下津ブロックは5日から8日の4日間、海南市下津町のしもつ営農生活センター2階調理室で生活教室味噌作りを行いました。毎年8月頃に同ブロックの女性会生活教室の一環として行われています。参加費1000円で1年分の味噌が持ち帰れることから人気の行事となっています。
参加したのは会員30名。1人分の材料は米2升(3s)と大豆2升(2.6s)、種麹40グラムで、大豆は地場産品を用いミンサーとともにJAが用意して米や味噌の容器などは参加者が持ち込みます。

 

 1日目から3日目は米麹を作ります。4日目は自宅で大豆を柔らかく煮込んで持ち込み、ミンサーですり潰します。ミンチになった大豆と発酵させた米麹、塩を混ぜた後、投入し易いように楕円形の団子型にして再びミンサーですり潰して味噌にします。出来上がった味噌は壺に空気が入らないよう詰めて持ち帰り、冷暗所で1ヶ月寝かせて完成します。

 

 1人あたり約7sの味噌を持ち帰ることになり、多くの参加者は市販品の味噌を購入することなく来年の味噌作りまで使い続けるそうです。女性会の楠戸匡子会長も参加して「1年分の味噌が安く作れて無添加で安心。しかも減塩なので健康にもいい」と話してくれました。

 

2階の調理室で行われました
2階の調理室で行われました
米麹に塩を加える楠戸会長
米麹に塩を加える楠戸会長
大豆と米麹の団子をミンサーですり潰します
大豆と米麹の団子をミンサーですり潰します
 

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