あぐりキッズスクール2回目でトウモロコシとサツマイモを定植
―収穫したトウモロコシはとれたて広場で販売をめざす―
今年から開校したJAながみねあぐりキッズスクール(第2回)は22日、海南市重根の園地にて、トウモロコシとサツマイモの定植を行いました。
同スクールは植え付けから収穫・調理などを通して、子どもたちに食や農、いのちの大切さを伝えていく取り組みです。総合企画部ふれあい課を中心に管内の小学校3年から6年生を対象に3月頃からチラシ配布などで募集したところ15名(3クラス)の申し込みがありました。また、入組3年以内の職員(13名)が指導者としてクラスを担当することによって農業体験することも目的としています。
「あぐりキッズ楽園」と子どもたちが名付けた園地は約700m2。事前に職員で土起こしや畝立して14畝を用意しました。
子どもたちは担当職員の指示に従ってトウモロコシとサツマイモ苗を植え付けました。
前日には台風4号が接近しており、天気が心配されましたたが、当日は晴れ、土がややぬかるみましたが無事作業を終えました。
トウモロコシは800本を栽培して、8月の第3回授業には目かきで採取したヤングコーンを使ったカレー作りをおこないます。9月には収穫したトウモロコシの一部をファーマーズマーケットとれたて広場で販売することによって農産物の流通も学ぶ予定です。サツマイモは10月に収穫して焼きイモ体験をおこないます。
入組3年目で赤組(あぐりレッド組)の担任であるしもつ営農生活センターの土谷賢太郎営農指導員は「別々の学校の子どもが農業体験を通じて楽しむことによって、よい思い出になってくれれば」と語りました。
みんなで記念写真 |
トウモロコシの植え方を指導する営農指導員 |
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折れないように真っ直ぐに植えてね |
畝立て作業を見学 |
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サツマイモ苗の植え方を講義 |
マルチの中に植えるのは難しいかな? |
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豊作になればいいね |
■作業終了後はカレー会議
次回は8月2日にカレー作りをおこないます。カレーには今回植えたトウモロコシを目かきして獲れるヤングコーンを材料として使う他、各クラスで話し合ってどんなカレーにするか話し合いました。
作業終了後は次回のカレー作りのメニューを考えました |
■とれたて広場を見学
とれたて広場を見学しました。
イベント広場では湯川店長の話を聞き入り、試食コーナーのミニトマトやスモモを食べて海南産の農産物を味わいました。
結局試食のミニトマトを一皿食べちゃいました |
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